不妊症になりうる、子宮のトラブルにはさまざまな種類がありますが、中でも、生まれたときから子宮の形が正常ではない子宮奇形は、専門的な知識をもった病院での診察や治療が必要です。子宮奇形の種類によっては、不妊症の他、流産や早産、難産の確立が高くなります。中には、人工授精や体外受精の必要性がある、子宮奇形もあります。
また、場合によっては尿管や肝臓の異常も併発している可能性があり、子宮奇形の検査の際には一緒に調べられます。子宮奇形を発見するのは難しく、あまり自覚症状というものがありませんので、他の検査を行っている際に偶然発見されるという例が多いようです。子宮奇形の検査方法は、内診、超音波断層法検査、MRI、子宮鏡検査、子宮卵管造影検査などのさまざまな検査を行い、総合的に判断されます。
子宮奇形の中でも、不妊症の方に多いのは中隔子宮です。中隔子宮は、子宮の中に壁が出来てしまい、ハートのような形に、子宮の中が二つに分かれてしまう奇形です。不妊症のほかに流産の確立も高く、あまり続くようであれば、腹腔鏡などの手術を行う必要があります。
その他、重複子宮と呼ばれる、子宮が二つある奇形も流産の危険性があります。重複子宮の場合は手術は特に行わず、子宮の状態が良い方を使用して、体外受精をさせることが出来ます。全ての女性のうちの約5%という、かなりの数の女性が、子宮奇形だといわれています。
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