不妊症の中でも、排卵が無い場合や、生理不順などの症状が出る場合に、まず、クロミフェン呼ばれる、排卵を助ける働きをする薬を服用する療法を行います。しかし、クロミフェンでは効果が出ないといった場合もあり、そのときに行われるのがhMG−hCG療法です。
hMG−hCG療法による不妊症治療は、月経周期の頃に4〜7日間、hMGを投与して、卵胞の成熟を促します。卵胞が18〜20mmまで成長すると、hCGを投与して排卵を促します。hMG−hCG療法を行うと、通常の排卵時よりも、血液中の女性ホルモンの1つであるエストラジオールが数倍近く発生するのが特徴です。その為、不妊症の方でも、良い卵子の成長が望めます。
不妊治療が進んだ現代ではあまりなくなりましたが、hMG−hCG療法には、アレルギーを起こしてしまい、全身がかゆくなったり、局部が赤くなる場合や、双子や三つ子以上の多児の症状を起こすなどの副作用があります。またOHSS(卵巣過剰刺激症候群)と呼ばれる副作用もあり、重症の場合には命の危険があります。治療後に下腹部の異常や、お腹の張りや、痛み、息苦しさがある場合は、直ぐに医師への連絡が必要です。
不妊症治療法のhMG−hCG療法には、筋肉注射で薬を投与する方法が一般的で、通常の注射よりも痛いと言われています。筋肉注射を行う場所は、肩かお尻のどちらかを選べますが、お尻のほうが比較的に痛みが少ないようです。
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